パシフィック・リム
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心臓、右腕、右脚、左腕、左脚。
五つの家で代々受け継がれたブブキは人と交わり、
異能の力を生み出す。彼らが高みに目指すのは希望なのか、
あるいは破滅の災厄なのか。それはいまだにわからない。
むしろその答えを探し求めて、冒険と浪漫が、
波瀾と万丈が、そして闘いが口火を切るだろう。
彼らは、真っ直ぐに進み続けることができるか?
果たして、その先には何があるのだろうか?
一希夫妻と、まもなく6歳になるその双子の兄妹は天高く浮かぶ浮遊島「宝島」で「ブランキ」という巨大生命体を監視するという宿命を背負いながらも、他に人がいない自然豊かな環境で伸び伸びと平和に暮らしていた。
ブランキ対策の責務を負っている母親の汀の容態が悪いのを慮った妹の薫子が母を助けようとブランキ「王舞」を起動させようとした事で大量のブランキが暴走し、更に空から沢山のブランキが降ってくる事態に陥った。
汀は自らは宝島に残りブランキを食い止める責務を全うし、夫と子供を王舞と共に自らの生まれ故郷である地上に避難させた。
王舞と他のブランキが東京湾に落下した結果、東京は甚大な被害を受け、万流 礼央子の情報操作によって汀は「魔女」として東京を破壊した悪人に仕立て上げられてしまった。
10年後。
双子の兄である一希 東は母親を救うべく世界各国を放浪していたが、幼馴染の朝吹 黄金から手紙を貰い10年振りに日本に帰国。
その日はブランキが東京湾に落ちた慰霊祭の日であった。
東京に到着するとブブキ警察に捕らえられ、魔女の息子呼ばわりされながら「王舞の心臓」の在り処を尋問される。
それに全く心当たりが無い東だったが、パトカーで彼が連行されるところを目撃した黄金によって脱走に成功。
彼女から野々 柊を紹介される。
柊から王舞の行方が分かったと知らされ、礼央子の手下である的場井周作の攻撃をかわしながらその場所へ向かうと、そこには骨だけになった王舞が拘束されていた。
第一話「魔女の息子 Earthbound Giant」
第二話「炎の巨人 Blazing Berserker」
第三話「心臓と手足 The Heart Meets Arms」
第四話「右手と拳銃 The Right Hand Bites The Bullet」
第五話「剣と指輪 2 Swords × 8 Rings」
第六話「灰色の宝石 A Clockwork Whiz」
第七話「首なし巨人 Master Of Gravity」
第八話「止まった心臓 Storm Bringer」
第九話「拳と拳 The Heart Beats Again」
第十話「砕かれる心臓 Treasure Island」
第十一話「不死の少女 The Dreamcatcher」
第十二話「宝島の少年 Two Hearts」
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