一希 東(かずき あずま)- 小林裕介、寺崎裕香(子供)
■王舞の心臓
16歳。リンズの色は青。リンズ操作の能力は乏しい。
薫子と比べると大人しい性格。高所恐怖症。
6歳の時にブランキの襲撃から逃れるため、汀によって宝島から地上に降ろされた。
帰国子女で10年間海外にいたので、ブブキや王舞の心臓については全く知らなかった。
心臓を拳にくっつけてリンズを張りながら殴るなど前線に出てしまうのでブブキ使いたちを驚かせた。
■王舞の心臓
16歳。リンズの色は青。リンズ操作の能力は乏しい。
薫子と比べると大人しい性格。高所恐怖症。
6歳の時にブランキの襲撃から逃れるため、汀によって宝島から地上に降ろされた。
帰国子女で10年間海外にいたので、ブブキや王舞の心臓については全く知らなかった。
心臓を拳にくっつけてリンズを張りながら殴るなど前線に出てしまうのでブブキ使いたちを驚かせた。
■王舞の右手
16歳。ブブキは手の形をしたライジョウドウ(通称、右手ちゃん)。
東に度々突っかかる柊や柊と木乃亜の諍いを止めたり、東に対してメンバーのフォローをするなど皆を気遣う心優しい少女。
一人称は「ウチ」。東を「あーちゃん」、柊を「ひーくん」などあだ名で呼んでいるなど口調は特徴的。
的場井を父・玄馬を殺した仇としており、ひとたび視界に彼が現れると優しい態度が一変し敵意をむき出しにする。
「右手ちゃん」と呼んだりお風呂でライジョウドウの体も洗ってあげるなど他のメンバーに比べてブブキと親しげに接している描写が多い。
ライジョウドウの目玉には父が亡くなったときの回想にはなかった銃創らしき傷がある。
■王舞の左足
16歳。ブブキは槍型のイワトオシ。
クールぶりつつも熱血漢。
東が来るまでリーダーとして皆を引っ張っていたようで、東が来てからもブブキなどの知識が全くない東にリーダーのポジションを譲る気はなく、皆を引っ張ろうとするスタンスは変わらない。
心臓で殴りかかるなど突飛な行動が多い東と関わることで、アメリカチームに襲われた際にリンズで東を庇うなど仲間として接するようになっている。
礼央子を倒して彼女が支配する世界を変えることでブブキ使いとしての誇りを失った父の目を覚まさせるという決意を東に語った。
ブブキと親しげにする黄金とは正反対で父から譲られたブブキを「単なる道具」として度々ぞんざいに扱っていたが、絶美との戦いでイワトオシを信頼して為せるコンビネーションを見せた。
■王舞の左手
16歳。ブブキは二振りの剣であるヒメキリ、ホエマル。
お嬢様学校に通っており以前は大人しい性格であった。
男勝りでヤンキーのような荒い口調が特徴。その反面、アジトでたくさんの料理を作って振る舞うほどの料理上手。
東のことはすんなり受け入れている様子。
かつてブブキ警察により連行されかかるが素性を隠した新走宗也により助けられ一時期恋愛関係にあった。
■王舞の右足
16歳。ブブキは狙撃銃型のツラライ。
絵画において比類なき才能を持つが、それを周りに理解されず自分のことを化け物と思っている。
つかみどころのない言動が多い天然系な少女であるが、実際は戦闘の天才。大の好物である野菜を草と称している。
右足のブブキ戦にて、叔父の秋人に看破されたことにより戦意を喪失し、危うく敗北しかけるが柊が絶美に勝利したことにより、ブブキ戦は王舞サイドの勝ちとなり化石化したペン型のブブキを秋人から渡される。
その後も鬱憤とした姿を見せるが、襲撃してきたロシアのバラキレヴァ姉妹からの発せられた秋人の自分に対する評価により再起し、二人を圧倒した。
■東の母親
リンズの色は青。その卓越したリンズ操作能力を使って宝島でブランキの監視と対応を責務としている。
長年のリンズの酷使のせいか体が弱っている。
10年前の薫子が起こした事故の後、家族を地上に逃がし自らは宝島で独りブランキと戦っている。
地上へのブランキの落下数を考えると、2話の時点ではまだ生存していると東は考えており、10話で東達が王舞で宝島に上がった時に生存が判明したが、柊の申し出を故意か無意識かはぐらかしている。
礼央子とは学生時代には親友の関係であり、当時余命が3年しかなかった礼央子の為に延命方法を探し、炎帝と不死の関係にたどり着くが、礼央子が炎帝を世間に知らしめたため、それを止めるべく一人で出撃し、そのとき炎帝の手足を破壊した。
その心臓を潰したことにより礼央子は不老不死となるが、その後八年のも間座敷牢に閉じ込めた上に子供を授かり、自分を地上に残して宝島へ上がったため、礼央子の恨みを買ってしまう。
■東の双子の妹
リンズの色は赤。
リンズ操作能力に長けており、明るく闊達で猪突猛進な性格だった。
母に内緒でリンズ操作を行っており、10年前、母親の汀が兄妹が6歳の誕生日を迎えたのを機に、一希家の宿命と知識・技能を伝えようと決心した矢先、そんな事を知らずに母を助けたい一心で王舞を起動させようとして、ブランキの暴走と大量侵攻を招いてしまった。
取り返しの付かない事をしてしまった事を恐怖に怯えながら汀に泣いて謝るが、汀は彼女の想いを受け取って彼女を叱らなかった。
その後は汀によって父と兄と共に地上に下ろされた。
王舞については相当詳しいようで、チームアメリカのエピゾに、宝島に行くには王舞の心臓を砕く必要があることなどを記した手紙を送っている。
■炎帝の心臓
10年前の大災害以来、情報操作や恐怖政治などの強権的な手段で日本の実権を握っており、首相を初めとした多くの日本人から密かに反感を買われている様子。
実年齢は40歳だが、24年前から外見が16歳で止まっている。汀とは何らかの因縁があり、彼女とその家族である一希一家を憎んでいる。
彼女の操るブランキ、炎帝は頭部と胴体のみの不完全な状態ながら東たちが操る王舞を圧倒するほどの力を持つ。
24年前に汀たちと戦って負けたことが3話で判明した。
炎帝の心臓の代わりをしており炎帝と共にある限り不死ではあるが再生するたびに脳にダメージを受け幼児退行や記憶障害を引き起こし、やがて自分が誰かもわからない肉の塊になり果てる。
東の母である汀とは学生時代には親友同士であり当時は仲が良かった。
汀が自分の為に延命方法を探し炎帝を世間に知らしめたことにより、自身は成長も止まり座敷牢に八年も閉じ込められた上に、その親友である汀が子供を授かったことや、自分を置いて宝島へ上がることなどを知り、それが汀に対する憎悪と変わったのちに解放される。
政府の出したブブキ使いの抹殺命令に時の内閣の面々を殺害し、その場を目撃した秘書を傀儡の首相とすることで恐怖による統治が始まった。
ブランキに対しても憎悪を抱いておりすべてのブランキを破壊した後、炎帝をも破壊して自身の人生を終えるつもりである。
■炎帝の右手
東たちが最初に遭遇した四天王。銃をブブキに変化させる。
東たち子どもにも容赦がない冷酷非情な性格。
朝吹玄馬を殺害したことから、その娘・黄金から親の仇として激しい敵愾心を持たれている。
ブブキ使いの居所を嗅ぎ当てることが出来、幾度も東達を窮地に追い込む。
ブランキ運搬線での移動を目指す東達の前に立ち塞がり、黄金に一対一の決闘「ブブキ戦」を行い黄金を追い詰める。
妻帯者であり宝島へ東達が上がった同時期に子供が生まれリンズの力の衰えてしまうことを理解しており、その為黄金を普通の生活に戻すべくライジョウドウを破壊しようとしたが思い違いに気づき宝島で宗也と交戦していた黄金達を助けて宗也に勝利するがリンズの限界が来てしまう。
■炎帝の左手
指輪をブブキに変化させる。四天王の中で最年少の35歳。強面であるが医師としての顔も持つ。
当初は大人しい性格で、親から継いだブブキを嫌っていた木乃亜をブブキ警察の尋問から救い好意を持たれる。
後にブブキ警察に拘束され護送中に爆破した飛行機から飛び降りた際、木乃亜のブブキに救われる。
後に全ては自分のブブキを確認するための嘘や演技であったことを知った木乃亜からは「ゲス」と呼ばれるようになる。
指輪から放たれる催眠作用を持つ光で木乃亜を過去の記憶に閉じ込めて動きを封じ、止めを刺そうとするが、最後はヒメキリ・ホエマルに覚醒させられた木乃亜にブブキを破壊され敗北し線路外に放出された。
礼央子を炎帝に乗せない為に礼央子はおろか他の四天王に知らせず暗躍を続け他国のブブキ使いを宝島に呼び込むが、ロシアチームが宝島を落下させる行動をするまでは想定できず、的場井に指摘されるまで気づかなかった。
■炎帝の左足
懐中時計をブブキに変化させる。
性格は気まぐれで、暇つぶしのために柊達の協力もしていた。
希望に胸を膨らました若者の絶望する表情を好む。自身の美にも敏感で瞬間移動すると肌が乾燥することを気にしている。
新走が木乃亜に敗北した直後に正体を現す。柊とブブキ戦を行い、一瞬だけ時を止める力で柊を苦しめるが、イワトオシと連携攻撃を放った柊にブブキを破壊され敗北する。
ブブキ戦が終わりデラシネに敗北した東を諭すなど大人の対応を見せる。
年齢に関しては礼央子と同い年の40歳であり時々彼女を呼び捨てにしている。
終盤宝島の落下を止めるため数えきれないミサイルの群れを相手に秋人と限界まで戦い生死不明。
■炎帝の右足
静流の母方の叔父。
万年筆をブブキに変化させる。普段は文学を嗜んでおり時々文学交じりに評価することがある。
通信手段を持たない上に度々住居を変えるため、連絡役となる新走に小言を言われる。
四天王の中で温厚な性格ではあるが頭脳明晰で戦闘では四天王最強であり、他の四天王からもその実力は認められいる。
柊が絶美と交戦する最中、救出した新走と共に東達の前に現れブブキ戦で静流と交戦。
絶美が敗れたことで四天王側の敗北を認めたが、静流が東達と同行したがために才能を曇らせ、自身のブブキとも気持ちを通わせられなくなったことを看破する。
終盤宝島の落下を止めるため数えきれないミサイルの群れを相手に絶美と限界まで戦い生死不明。
■メガララの心臓
東達が列車で宝島へ向かう途中、出会った陽気なメタボ体型のアメリカ人。
16歳。チームアメリカのリーダーであり、母親を亡くしてその母親から形見ともいえるメガララの心臓を受け継ぐ。
日本文化を好きなようで日本語で「ぬりえ」と書かれたTシャツを着て、「ネコ」と書かれたウエストポーチを付けている。
非常に前向きな性格で、柊や木乃亜達がかなり引くほどのテンションの高さを見せる。
チームメンバーからはバカやら心臓が使えないことから「足手まとい」などと言われるが、その真っ直ぐで揺るがない姿勢を認められ信頼されている。
16年前に汀によって発された信号によりメガララの心臓が機能を停止したため、その代替として東の王舞の心臓を奪おうとしていた。
拳で東と渡り合った中で考えを改め自分達でメガララの心臓を動かす手段を探すことにした。
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